【要約】メモの魔力
メモで日常をアイデアに変える
メモによって鍛えられる5つのスキル
- アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
- 情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
- 相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
- 話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
- 曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)
メモを取る時の最大のポイント
「ファクト→抽象化→転用」
インプットした「ファクト」をもとに、気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、自らの行動に「転用」する
「事実から→どんな気づきを得て→どう行動に移すか」
メモで思考を深める
具体の中から自分でルールを見つけ、別の具体に適用し、独自の視点で新しい発見や発明、知的創造を行う
→発明者的思考プロセス
抽象化の3類型
①What型:目の前の現象や考え方を抽象化して、また別の名前を付けて呼び直す
例)物質軸【空から落ちる水の粒】→「雨」 関係性軸【左右、男女、賛否】→「反対」
②How型:目の前の現象にはどんな特徴があるかを深掘りする
例)特徴軸(どんな)
ファクト→それぞれのモンスターに属性があり、属性に応じた攻撃を仕掛ける事によって効果が増大する
抽象化→相手に応じて攻撃方法を変える
転用→就職試験の面接でも、面接官の特徴に応じて、話すエピソードを変えるべき
③Why型:理由を抽出して転用する
例)ヒット軸(当たった、刺さった理由は何か)
・ある商品が一気に売上を伸ばしたがその理由は何か?
インサイト軸(本当は何が言いたいか)
ファクト→ユーザーはアーカイブを求めている
抽象化→後で見返して全てのコンテンツを見逃さず話題についてきたい
転用→むやみにアーカイブを入れてリアルタイム配信を見なくてもよい
自分が少しでも気になるありとあらゆるものをメモによって思考を深めてみる!
メモで自分を知る
これらのメモ術を使って自己分析をしてみる
自分の過去の経験、事象、感情、思考、夢、影響を受けたもの等を
ファクト→抽象化→転用して人生の軸を見つける
例)小学校時代に楽しかった経験は?
ファクト→兄が通知表を見て喜んでくれたこと
抽象化→兄を喜ばせること自体が自分の喜びになる
転用→もっと兄を喜ばせるアクションをとる
自分のやりたいこと、軸が見つかったら
「今できることは何か」「5分後に何をするのか」まで考える
アクションプランをとにかく具体的に考える
自分は何に突き動かされているのか?
「私はブレない」「もう迷わない」といった自信が内側から漲ってくるまでやり切る!
メモで夢をかなえる
①考え得るすべての夢を書き出してみる
→夢を明確に言語化する事によって夢への想いが強くなり、夢を口にする事でチャンスが巡ってくる
➡︎夢への実現可能性が飛躍的にあがる
②リストアップした夢に優勢順位をつける
③重要度の高い夢に対して取るべき行動を細分化する
※夢や目標を設定するためのフレームワーク「SMART」
「Specific」→「具体的である」
「Measurable」→「測定可能である」(ゴールを定量可能な状態に落とし込む)
「Achievable」→「達成可能である」(現実的かどうか)
「Related」→「関連性がある」(自分の軸に則しているか)
「Time」→「時間の制約がある」(いつまでに、いつやるかを明確にする)
- メモは生き方である
メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」
メモで創造の機会損失を減らす→知った事、思いつた事、考えた事をなくさないようにする
メモを努力から習慣に変える→テンションが上がる文具を使う→続ける事で習慣になる
自分の人生の幸せを最大化するものを知る事が「人生の勝算」