【要約】アイデアのつくり方 ジェームス・W・ヤング
アイデア=既存の要素の新しい組み合わせ
アイデアを出すための手順
①資料を集めまくる
おすすめの方法1:カード索引法
→小さい白いカードを用意し、集めた特殊な知識を項目ごとにカードに記入する
※テーマのセクションごとに分類できる
利点:知識に秩序ができる、知識の中の欠落を発見できる、資料集めの仕事を怠けるのを常に防止できる、文章に表現することを強制してアイデア作成過程の準備ができる
おすすめの方法2:ファイリング
今まで自分が書き溜めた資料(新聞の切り抜き、出版物の記事、体験した事柄等…)を捨てずに保管しファイリングする
②資料を咀嚼する
・集めてきた個々の資料を一つ一つ心で触っていく、様々な角度から考える
・2つの事実を一緒に並べてみてどうすればどうすれば噛み合うか調べる
▶関係を探す
・部分的なアイデアが浮かんだらすぐにメモを残す、どんなに不完全でも書き残す
→これから現れる本当のアイデアの前兆、言葉を書き表しておくことによってアイデア作成段階が前進する。
・1つあるいはそれ以上の部分的思考をカードに書き込んでいく
考え抜いた末、何も出てこない状態になるまでやる
③放っとく
問題を全く放棄し、完全に心の外に放り出す
例えば→自分の想像力や感情を刺激するものに心を移す、音楽を聴く、劇場や映画を観る、詩や本を読む
④降りてくる
③の段階を経験すると④の段階が訪れる
ひらめきは心の緊張をといて、休息とくつろぎのひと時を過ごしてからふと訪れる
⑤適合させる
生まれたアイデアを、実用化するために手を加える
※自分のアイデアを胸にしまい込まずに忍耐を持って取り組む